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社長ブログ

長年お世話になっております建設会社さまより、「こまつドーム生涯学習センター改修工事」における防水工事を弊社にて担当させて頂きました。

掲載許可を頂きましたので遠慮なく投稿させていただきます。ありがとうございます。

着工前

完 成 (塩化ビニル系シート防水 S-M2工法 シールドマット仕様)

施工状況 ↓

既設の塩化ビニル系シート防水層表面が経年による劣化が進行していた為に、塩ビシート防水の改修仕様にはシールドマットを保護絶縁マットとして貼り付ける工法が採用されました。
既設防水層表面を高圧水洗浄にて下地清掃
既設塩ビシート防水の表面にシールドマット200を専用接着剤にて貼り付けます。

シールドマット200は特殊加工による引き裂き強度に優れた絶縁保護マットで、既設塩ビシートが硬化破断などにより突起物となる事がありますが、その際に新設の塩ビシート防水層を傷つけたりしないようしっかりと保護絶縁する効果があります。

貼り付けたシールドマット200の上からは通常の塩化ビニル系シート防水 機械的固定工法と同じ施工方法です。

新規の塩ビシート防水層を固定する為のディスク板をアンカーにて下地コンクリートに固定していきます。

ディスク板取付状況
立上り面には塩ビシート防水層を固定する為の表面に塩ビ樹脂を積層した鋼板をアンカーで取り付けしていきます。
取り付けたディスク板や立上り面の塩ビ積層鋼板の表面の塩ビとシート裏の塩ビを溶かしながら溶融着して、シートを貼り込んでいきます。
塩ビシートの重ね部分も塩ビ樹脂を溶着剤や熱風により溶かしながら接合していきます。
シート重ね部分や防水端部などをシーリングして塩ビシート防水層の完成です。
着工前

完成 (塩化ビニル系シート防水 S-M2工法 シールドマット仕様)

ドローン飛行による撮影も航空局ほか関係各位に許可を頂いて撮影させていただいてます。

昨年より各所の他職の改修担当業者の方々と並行して工事を進めてきました。

元請け建設会社さまをはじめ、関係の方々には大変お世話になりました。

ありがとうございました。

先週の9日(水)・10日(木)の2日間は、建築物石綿含有建材調査者になる為の講習会に弊社より2名で受講しに行って来ました。

2022年4月1日以降に着工する建築物の改修工事を対象として、施工業者(元請け事業者)は請負金額税込み100万円以上の改修工事で石綿含有有無の事前調査結果を労働基準監督署に報告することが義務づけられます。

報告は、環境省が所管する大気汚染防止法に基づいて、地方公共団体にも行う必要があります。

この事前調査と報告は、厚生労働大臣が定める講習を修了した者に行わせることが義務という事もあって、こちらの講習会は毎回すぐに定員いっぱいになっている状況でした。

講習会の申し込みはFAX先順だった為に、申し込み開始日の夜中0時より、話し中の連続の中にFAX送信を繰り返し頑張り、ようやく申し込みが出来た貴重な講習会でした。

防水材料では過去のほんの一部の材料に飛散しにくい状態で石綿が混練され含有している材料が少しありました。

今回の改正後の規制では、石綿が無い場合でも建物を改修工事する場合には講習修了者が報告しなければならないという事で、改修工事にはリフォーム、修繕、塗装や外壁補修等の一部の研磨や穴あけを伴うものも含むそうです。

一部の穴あけだけでも対象となるとしたら防水改修工事も含まれてしまうという解釈になるのでしょうが・・・

今のところ、業界としては報告義務の話は拡がっていますが、未だ調査者講習までを受講される人は少なかったり、防水改修工事の場合に具体的にどこまでの事が求められるのかの詳細については認識不足な点が多い状況です。

弊社としては取り急ぎ石綿が無い場合でも報告義務が行える態勢だけは取っておくべきと考え受講してきました。

修了試験の合否結果は10日ほど掛かるとの事で、まずは無事に合格していなければ・・・

昨年末より弊社HPのブログ機能に不具合が生じブログ投稿が出来ずに滞っておりました。
申し訳ございません。
ようやく復旧してブログを書く事が出来るようになりました。

昨年9月着工~12月完成で工事を進めておりました能美市内 保育園の屋上防水改修工事(1,630㎡)の工事状況です。

着工前 (既設 塩化ビニル系シート防水 S-M2工法)

完 成 (新設 塩化ビニル系シート防水 S-M2工法 探傷工法)


施工中 ↓
今回の防水仕様は、防水完成後に塩ビシートの上から探傷試験機を使用して高電圧をかけ、放電現象から漏水位置が特定できる探傷工法(探傷検査システム仕様)が採用されていました。

放電されるように塩ビシート下にはアルミ箔付きの導電性マットを敷設しディスク板の取付。
(これが眩しくて夏場にこの上に居ると、こんがり焼かれてしまいます。)

アルミ箔付き導電性マットの敷設とディスク板の取付
塩ビシート防水層の敷き込み
ディスク板との溶着固定
塩ビシート重ね部の熱風溶接機による融着



着工前 (既設 塩化ビニル系シート防水 S-M2工法)

完 成 (新設 塩化ビニル系シート防水 S-M2工法 探傷工法)



久しぶりのブログ投稿になってしまいました。

遅ればせながら、本年も変わらぬご愛顧のほど、宜しくお願い申し上げます。

入札工事で落札し8月末より着工しておりました、金沢市内 保育所の屋上防水改修工事が完工しました。

着工前 (既設 塩化ビニル系シート防水) ↓

完 成 (新設 塩化ビニル系シート防水 S-M2工法) ↓

着工前 (既設 塩化ビニル系シート防水) ↓

完 成 (新設 塩化ビニル系シート防水 S-M2工法) ↓

施工中 ↓

一部、機械室屋根部分の折板屋根も錆びて穴が開いてる状況でしたので、折板屋根の葺き替え板金工事も協力業者さんに施してもらいました。

着工前 ↓ (折板屋根)

完 成 ↓ (折板屋根 次世代ガルバリウム鋼板)

施工中は毎日汗ばむ暑い中での作業でしたが、完成の頃には一気に寒くなりました。

近年はちょうど良い気候の時期という期間が短い気がしますよね。

これから年末に向けて、県内の防水工事の同業者さんは当社も含めてかなり現場が重複して忙しい様子です。

これから11月の天候もが非常に心配になりますが、引き続き安全に気を付けて作業を進めていこうと思います。

9年程前に知り合いの社長様よりご紹介頂いて住宅の屋上を防水改修させて頂いたお客様より久しぶりにご連絡を頂き、雨漏りで困ってらっしゃる方がいるから診てやって欲しいと連絡を頂きました。

防水層診断の結果、新築時よりの経年によって防水層全体に寿命が来ていた為、この度防水改修工事をさせて頂きました。

3階建ての屋上は出入りが出来るようにアルミフェンスで囲われていた為、アルミフェンスの移動をしながらの防水施工を・・・ ↓

着工前 ↓ (既設 加硫ゴム系シート防水 アスファルト保護板仕上げ)

完 成 ↓ (塩化ビニル系シート防水 厚2.0mm 機械的固定工法)

着工前 ↓ (ペントハウス外壁 ALC下地 塗装面、タイル貼り面)

完 成 ↓ (塗装面 ウレタン系塗膜防水、タイル面 透明外壁防水材)

着工前 ↓ (既設 加硫ゴム系シート防水 アスファルト保護板仕上げ)

完 成 ↓ (塩化ビニル系シート防水 厚2.0mm 機械的固定工法)

知り合いの社長さんのご紹介               

9年前にご自宅の防水改修工事をさせて頂いたお客様               

今回雨漏りでお困りだったお客様

今回はこのご紹介の連鎖が私にとってすごく嬉しく、仕事のやりがいが感じられた仕事でもありました。
9年前でも覚えて頂いててご紹介までして頂けるとは本当に感激です。

今回雨漏りでお困りだったお客さんもこれで安心だわと喜んで頂けました。


本当にどうもありがとうございました。


能美市内にある公民館の屋上防水改修工事を施工させて頂きました。

着工前 ↓  (既設 アスファルト 保護防水)

完 成 ↓  (新設 塩化ビニル系シート防水 機械的固定工法)

着工前 ↓  (既設 アスファルト 保護防水)

完 成 ↓  (新設 塩化ビニル系シート防水 機械的固定工法)

施工中 ↓  (下地調整  防水端部ダイヤモンドカッター溝斫り)

施工中 ↓  (絶縁マット敷き込み及び、ディスク板取付・塩ビ積層鋼板取付)

施工中 ↓  (塩ビシート溶融着貼り込み)

完 成 ↓  (新設 塩化ビニル系シート防水 機械的固定工法)

猛暑日の危険な暑さの日が続いてますね。
防水工事作業は日陰が無い屋上での作業が多く大変過酷な環境での作業ですが、引き続き熱中症に気を付けて作業を進めていきたいと思います。


本年の弊社の夏季休業は以下の日程となっております。
■ 休業期間   2021年8月13日(金) より 8月16日(月) まで
休業期間中はご不便をおかけいたしますが、ご了承くださいますようお願い申し上げます。

不動産会社の方より、所有されているアパートの屋上防水やその他部分的な修繕工事のご依頼を頂き、この度施工させて頂きました。

〇屋上防水改修

・建物を建ててから一度も防水改修がされていなく、年数が経っているという事での防水改修工事

着工前 (既設アスファルト露出防水) ↓

施工中  (塩化ビニル系シート防水 S-M2工法) ↓

完 成  (塩化ビニル系シート防水 S-M2工法) ↓

〇屋上に隣接する折板屋根の改修

・増築部分の屋根が折板屋根でした。サビがひどくなってきたという事でウレタン塗膜防水材料を改良し作られた工法の『FSコート・ゼロ』にて改修させて頂きました。塗装よりも塗膜厚みが厚い為、防錆効果のほか雨音などの防音効果遮熱効果も合わせ持っている高機能な工法です。

既設  (折板屋根) ↓

施工中  (遮熱型ウレタンコーティング材 FSコート・ゼロ) ↓

完 成  (遮熱型ウレタンコーティング材 FSコート・ゼロ) ↓

〇鉄骨丸柱塗装の改修

・こちらも折板屋根の改修同様に『FSコート・ゼロ』にて改修させて頂きました。  潮風の影響で何度塗装をやり直してもすぐにサビが発生してきてお困りとの事でした。
FSコート・ゼロの厚みの厚い塗膜層を塗布することで長期にわたって防錆効果を維持して頂けると思います。

着工前  (既設 鉄骨丸柱 塗装仕上げ) ↓

施工中  (既存塗装塗膜 除去) ↓   

施工中  (サビ止め工程及び、腐食面パテ平滑処理) ↓

施工中  (FSコート・ゼロ塗膜の塗布) ↓

施工中  (専用トップコートの塗布) ↓

完 成  (FSコート・ゼロ) ↓

〇鉄骨階段・廊下の防滑性ビニル床シート貼り

・鉄骨階段も鉄の部分のサビがひどくなってきたという事で、階段・廊下の意匠性アップも兼ねて防滑性ビニル床シートを貼らせて頂きました。

着工前  (既設 鉄骨階段・廊下 コンクリート仕上げ) ↓

施工中  (接着剤 塗布) ↓

施工中  (防滑性ビニル床シート貼り) ↓

完 成  (防滑性ビニル床シート貼り) ↓

その他、庇のウレタン塗膜防水一部外壁の塗装工事なども合わせて施工させて頂きました。

アパートの様な収益物件では目に見える意匠の劣化部分も入居率にも関わってきますからこまめな修繕が必要ですよね・・・
階段や廊下は毎日利用される部分なので、防滑性ビニル床シート貼りは意匠的にもノンスリップの機能的にも大変有効だと思います。

また、雨漏りしてからでは遅い屋上の防水改修工事、こちらは普段見えない部分ではありますが建物にとっては大変重要な役割を占めていますので早め早めの改修が理想です。
色々とアパートにとって大事な部分ばかりの改修工事をさせて頂いた事にやりがいを感じております。


弊社にお任せくださいまして誠に有難うございました。

先週の7月1日(木)・2日(金)に、石川県での令和3年度 前期 防水施工 技能検定実技試験が開催され今回も検定員を務めてきました。

今回は、改質アスファルトシート常温粘着工法防水工事作業ウレタンゴム系塗膜防水工事作業FRP防水工事作業3作業の実技試験が開催されました。

『改質アスファルトシート常温粘着工法防水工事作業』 ↓

『ウレタンゴム系塗膜防水工事作業』 ↓

『FRP防水工事作業』 ↓

今回は3作業の1級・2級合わせて16名の方が受検されました


次回は、令和3年度 後期として1月に塩化ビニル系シート防水アスファルト防水改質アスファルトシート トーチ工法防水3作業の検定が予定されています。


しかし、防水工事の技能検定は作業別に検定があり、数が多いので試験の段取りもなかなか大変です・・・せめて検定架台の形状を統一してもらえれば有難いのですが・・・


関係者の皆様、暑い中大変お疲れ様でした。

非常に風の強い立地で強風時の雨漏りにずっとお困りだったというお客さまより防水改修工事のご依頼を受け、この度施工させて頂きました。

着工前 ↓ (既設 塩化ビニル系シート防水 密着工法)

完 成 ↓ (新設 塩化ビニル系シート防水 断熱 機械的固定工法)

着工前 ↓ (既設 塩化ビニル系シート防水 密着工法)

完 成 ↓ (新設 塩化ビニル系シート防水 断熱 機械的固定工法)

着工前 ↓ (既設 塩化ビニル系シート防水 密着工法)

完 成 ↓ (新設 塩化ビニル系シート防水 断熱 機械的固定工法)

強風を伴う雨天の時には屋上に出入りする為の扉の下より雨水が吹き込んでしまうらしく、新たに二重にサッシ扉を付ける為に下地コンクリートを斫り込んで防水施工前の下地調整 ↓

普段お住まいされている住居ですので、断熱防水にする事で住宅内の断熱性能が上がりますよとお勧めさせて頂きまして、防水改修に併せて硬質ウレタンフォーム断熱材 厚み35mmを敷設しました。

強風時に外壁面より笠木内へ雨水が吹き上げ、立上り天端部分よりも漏水していたようです。今回は、外壁側も板金工事等の雨漏り対策をし、アルミ笠木施工の際もアルミ笠木台座取付部分に念入りにシーリング処理を施し雨水が浸入しないようにしました。

最後に塩ビシート防水専用の保護遮熱トップコート(VTコートC)を塗布し、完成です。遮熱トップコートは断熱防水の際には必須と言っても良いほど断熱防水に大変効果的ですし、塩ビシート防水層表面に汚れがつきにくく、塩ビシートに含まれる可塑剤の揮散も抑制され、防水層の高反射性能持続と耐久性持続が長期にわたって期待出来ます。

標高が高い訳でも海が近い訳でもないのに、風の強い立地というのは分からないものですね。工事中も強風に非常に気を遣いながらの施工になりました。

これからは強風を伴う雨天でも安心してお過ごし頂けると思います。どうも有難うございました。

北陸地方は今日から梅雨入りだそうです。
梅雨入り前日の昨日、6月17日(木)に石川県防水事業協同組合が毎年実施しているボランティア活動に参加してきました。

今年のボランティア活動は、金沢市立西南部小学校の屋上清掃

組合員10名ほどで屋上清掃を実施してきました。

校舎新築時から長年において堆積されてきたのか、かなりの土砂の量で・・・

屋上や下屋根を順次手分けして、堆積した土砂や雑草を取り除き清掃しました。


集積した土砂の量が多すぎて60袋近くもの土嚢袋を屋上から荷降ろししなければいけない状況になり・・・
10名ほどの人力で荷降ろしするのは大変という事で、急きょレッカーを手配しレッカー作業で荷降ろしする事になりました。


防水工事屋さんの集まりなので、レッカー手配の段取りや荷降ろし作業は突然にもかかわらず大変スムーズです。

梅雨入り前で雨にも遭わず、気持ち良い汗をかきながらの清掃活動が出来ました。

同時に屋上防水層の劣化状況の診断も調査させて頂き、後日、金沢市さんに防水組合よりボランティア活動の報告と共に防水調査の報告もさせて頂く事になっています。

参加された皆さんも、暑い中大変お疲れ様でした。