社長ブログ

富山県高岡市内パルコン住宅屋上防水改修工事

富山県高岡市内のパルコン住宅屋上を防水改修させて頂きました。

着工前:塗膜防水 断熱ブロック仕上げ
完成:塩化ビニル系シート防水 軽歩行用仕上げ ビュートップVT-M920・VT-U815
着工前:塗膜防水 断熱ブロック仕上げ
完成:塩化ビニル系シート防水 軽歩行用仕上げ ビュートップVT-M920・VT-U815
アルミ製手摺の支柱内を雨水が通る事もあるので根元部分に穴を開けエポキシ樹脂モルタル材を注入。
接着工法範囲の下地を高圧洗浄し・・・
断熱ブロックの上に塩ビシート防水を貼るのですが、断熱ブロックの表面は水勾配が付いていない為、断熱軽歩行用の厚さ3ミリの樹脂製ボードや塩ビシート防水層を重ね貼りしながら水勾配を作る事を考え、予め割り付け図を作成しました。
厚み2ミリの塩ビシート防水層を貼ったり・・・
厚さ3ミリの樹脂製ボード(Kウォーク)を重ね貼りしたりして水勾配調整 兼 断熱ブロック表面の下地調整を。
樹脂製ボード(Kウォーク)のジョイント部に専用のジョイントテープを貼り付けて下地調整完了です。
樹脂製ボード(Kウォーク)の上から、軽歩行用2ミリの塩ビシート防水層を接着剤にて貼り付けて防水層を形成。
周囲の断熱ブロックが敷かれていない溝部には、断熱ブロック下の残水分の事も考慮し、塩ビシート防水 機械的固定工法を採用しています。
完成:塩化ビニル系シート防水 ビュートップVT-M920・VT-U815

樹脂製ボード(Kウォーク)は断熱工法用の断熱材の上に貼り、歩行時の断熱材の沈み込みを防止する目的として使用される軽歩行仕上用ボードです。
今回は断熱ブロックの上に下地調整用として貼り付けました。

通常、断熱ブロックが敷いてある場合の防水改修は断熱ブロックを撤去して防水改修し再度断熱ブロックを敷く、もしくは断熱ブロックを撤去し断熱防水で仕上げるなどの方法が採用される事がほとんどです。

今回の住宅は断熱ブロックの周囲にアルミ製手摺もあった事から、それらも一時撤去・再復旧することも考慮すると防水改修の全体のコストがかなり高額になってしまいます。

断熱ブロックやアルミ製手摺を現状のままにして、防水下地として樹脂製ボードを使い水勾配調整や下地調整を施すことを可能にした事で防水改修のトータルコストをかなり抑える事が出来ました。

防水改修施工時は水勾配など細かな配慮すべき点が多く大変ですが、断熱ブロックやアルミ製手摺を撤去したり復旧したりする事よりかなり省力化で経済的だと思います。

これからも難しい下地での防水改修であっても、長年で培ったノウハウを基にお客様の為になる防水改修方法をご提案していきたいと思います。

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