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社長ブログ

先週にロンプルーフ防水事業協同組合 北陸支部のメンバーで、塩ビシート防水の塩ビシートを作っている工場の見学をして来ました。

場所は茨城県土浦市。

※ ロンシール工業 HPより
※ Google mapより

土浦事業所に行くのは2回目なのですが、今回は2年前の2020年に工場内に新しく竣工した「イノベーションセンター」も見学。

新しく綺麗なイノベーションセンター内の社員食堂で昼食をご馳走になったり、研究開発部門や・防水シート 床シート 壁紙の各製造工程の様子を拝見してきました。

イノベーションセンター外観
イノベーションセンター玄関で記念撮影

残念ながら工場内は撮影禁止なので製造工程の写真は載せれないのですが、7年前にはテレビ東京系列「和風総本家」の番組で製造の状況がクイズ形式で紹介されたことも。
↑ ※ロンシール工業 HPより

防水用の塩ビシートだけでは無く、バス車両の床や400種類を越えるデザインの鉄道車両用の床シートも作られていて、実は北陸新幹線車両内の床シートもこちらの工場で作ってるんです!


また機会があればお邪魔したいと思います。土浦事業所の皆様ありがとうございました。

求職者の方向けに仕事内容が分かりやすいようにと動画を制作しました。

防水工事と聞いても一般の方には分かりにくい職種かと思いましたので、少しでも分かってもらいやすくと思い動画にしてみました。
未経験OK! 一から丁寧に教えます。
まずは職場見学からでも可能です。
せひお問い合わせお待ちしております。
求人採用ページはこちら⇒ https://www.nissei-k.biz/

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お電話 076-240-1101、メール、HP問い合わせフォーム何でも結構です。
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7月より着工しておりました、病院1階建て部分屋上(1,194m2)の防水改修工事が完工しました。

着工前 (既設 アスファルト露出防水)

完 成 (塩化ビニル系シート防水 シーカプラン 15G-IW工法)
着工前 (既設 アスファルト露出防水)

完 成 (塩化ビニル系シート防水 シーカプラン 15G-IW工法)

施工状況 ↓

既設アスファルト露出防水の上に絶縁マットを敷き込み、塩ビシートを固定する為のIWディスク板を取付
塩ビシートの中でも補強複合タイプに分類される高耐久の塩ビシート(シーカプランG)を敷き込み
塩ビシートの上から下のIWディスク板と融着固定する為、IW自動加熱システムにてIWディスク板を誘導加熱し塩ビシートと融着固定。
IW自動加熱システムはシート表面の温度を毎回測定し瞬時に加熱時間を自動変換してくれます。
また、検知ライトの誘導によって加熱ホルダーがIWディスク板のセンターを検知し自動で加熱をスタートしてくれる優れものです。
完 成 (塩化ビニル系シート防水 シーカプラン 15G-IW工法)

弊社で取り扱っている塩ビシート防水の材料メーカーは3社ありますが、それぞれに特徴や優れている点などに若干の違いがあります。
建物の状況や施工環境などによってお施主様にとっても我々工事店の施工性においてもメリットが出るよう選択し提案しています。

梅雨時期の施工ではありましたが、雨漏りが発生している箇所を事前にお聞きして先行して塩ビシートを貼り込んでいく事で雨漏り被害を最小限に抑える事が出来たと思っています。

病院内の患者さま及びスタッフの方々には、工事期間中何かとご協力頂きまして有難うございました。

5月より着工しておりました、金沢市営住宅の屋上防水改修工事がこの程無事に完工しました。

着工前 (既設 アスファルト露出防水)

完 成 (塩化ビニル系シート防水 t=1.5 S-M2工法)
着工前 (既設 アスファルト露出防水)

完 成 (塩化ビニル系シート防水 t=1.5 S-M2工法)
事前の下地処理として、既設アスファルト露出防水のふくれた箇所を切開しトーチバーナーで炙り戻し平滑な状態に補修します。
切開した切り口に雨水が入らないようにゴムアスファルト系シーリング材を充填
レッカー車で塩ビシート防水材料を荷揚げし・・・
既設アスファルト露出防水の上に絶縁マットを敷き込み、塩ビシートを固定する為の塩ビ積層鋼板類の取付。平面部分はディスク状の塩ビ積層鋼板を取付けていきます。
ディスク板の取付け間隔ですが、金沢市仕様は450ミリ×450ミリ間隔という細かな取付けピッチの仕様になっています。
金沢市仕様の450ミリ間隔に合わせて弊社が2010年に商品企画して作成した、名付けて『いいねマット』。墨出し作業の手間を大幅に省力化でき、正確な寸法での取付けにより品質向上にも役立ってると思います。
塩ビシート防水層の貼り込み。先に取り付けたディスク板の表面の積層された塩ビ樹脂とシート裏面の塩ビ層を溶かして溶着固定していきます。
塩ビシートジョイント部などは熱風溶接機も併用しながら塩ビ樹脂を溶かし溶融着していきます。
立上りなど液溶着しにくい場所のディスク板との溶融着は、電磁誘導加熱の原理を使ったディスクヒーターを使用してシートの上からIH加熱の要領でディスク板を熱して融着固定します。
一時的に取外してあったアルミ笠木金物を復旧して、防水改修工事の完成です。工事にご協力頂きました入居者の方々、関係者の方々、どうもありがとうございました。

石川県での令和4年度前期 防水施工技能検定実技試験が6月30日・7月1日の2日間開催され、今回も検定員を務めてきました。

↑ ウレタンゴム系塗膜防水工事作業
↑ FRP防水工事作業
↑ 改質アスファルトシート常温粘着工法防水工事作業

今回は、ウレタンゴム系塗膜防水工事作業、FRP防水工事作業、改質アスファルトシート常温粘着工法防水工事作業の3作業の実技試験を実施し、1級・2級合わせて22名の方が受験されました。

受験者の皆様、暑い中大変お疲れ様でした。

2月・3月の工期で施工しておりました石川県内 公共住宅屋上防水改修工事の工事状況です。

着工前(既設 塩化ビニル系シート防水)

完 成(新設 塩化ビニル系シート防水)

既設の防水層は、新築時のアスファルト露出防水の上に2回防水改修されたと思われる塩化ビニル系シート防水が2層重なっていました。

その2度目の塩化ビニル系シート防水も施工されてからかなりの年数が経っている様子で、破断してきている箇所を部分的に補修している箇所が何箇所も点在していました。

新設の塩化ビニル系シート防水に影響がありそうな部分の既設防水層を撤去
新たに塩化ビニル系シート防水にて防水改修
着工前(既設 塩化ビニル系シート防水)

完 成(新設 塩化ビニル系シート防水)

天候が不安定な時期の施工で少々苦労しましたが、無事に工期内に完工する事が出来ました。

4月・5月と天候も安定し防水日和な日が続いております。

引き続き梅雨入りまでに予定されている工事を安全に進めていきたいと思います。

長年お世話になっております建設会社さまより、「こまつドーム生涯学習センター改修工事」における防水工事を弊社にて担当させて頂きました。

掲載許可を頂きましたので遠慮なく投稿させていただきます。ありがとうございます。

着工前

完 成 (塩化ビニル系シート防水 S-M2工法 シールドマット仕様)

施工状況 ↓

既設の塩化ビニル系シート防水層表面が経年による劣化が進行していた為に、塩ビシート防水の改修仕様にはシールドマットを保護絶縁マットとして貼り付ける工法が採用されました。
既設防水層表面を高圧水洗浄にて下地清掃
既設塩ビシート防水の表面にシールドマット200を専用接着剤にて貼り付けます。

シールドマット200は特殊加工による引き裂き強度に優れた絶縁保護マットで、既設塩ビシートが硬化破断などにより突起物となる事がありますが、その際に新設の塩ビシート防水層を傷つけたりしないようしっかりと保護絶縁する効果があります。

貼り付けたシールドマット200の上からは通常の塩化ビニル系シート防水 機械的固定工法と同じ施工方法です。

新規の塩ビシート防水層を固定する為のディスク板をアンカーにて下地コンクリートに固定していきます。

ディスク板取付状況
立上り面には塩ビシート防水層を固定する為の表面に塩ビ樹脂を積層した鋼板をアンカーで取り付けしていきます。
取り付けたディスク板や立上り面の塩ビ積層鋼板の表面の塩ビとシート裏の塩ビを溶かしながら溶融着して、シートを貼り込んでいきます。
塩ビシートの重ね部分も塩ビ樹脂を溶着剤や熱風により溶かしながら接合していきます。
シート重ね部分や防水端部などをシーリングして塩ビシート防水層の完成です。
着工前

完成 (塩化ビニル系シート防水 S-M2工法 シールドマット仕様)

ドローン飛行による撮影も航空局ほか関係各位に許可を頂いて撮影させていただいてます。

昨年より各所の他職の改修担当業者の方々と並行して工事を進めてきました。

元請け建設会社さまをはじめ、関係の方々には大変お世話になりました。

ありがとうございました。

先週の9日(水)・10日(木)の2日間は、建築物石綿含有建材調査者になる為の講習会に弊社より2名で受講しに行って来ました。

2022年4月1日以降に着工する建築物の改修工事を対象として、施工業者(元請け事業者)は請負金額税込み100万円以上の改修工事で石綿含有有無の事前調査結果を労働基準監督署に報告することが義務づけられます。

報告は、環境省が所管する大気汚染防止法に基づいて、地方公共団体にも行う必要があります。

この事前調査と報告は、厚生労働大臣が定める講習を修了した者に行わせることが義務という事もあって、こちらの講習会は毎回すぐに定員いっぱいになっている状況でした。

講習会の申し込みはFAX先順だった為に、申し込み開始日の夜中0時より、話し中の連続の中にFAX送信を繰り返し頑張り、ようやく申し込みが出来た貴重な講習会でした。

防水材料では過去のほんの一部の材料に飛散しにくい状態で石綿が混練され含有している材料が少しありました。

今回の改正後の規制では、石綿が無い場合でも建物を改修工事する場合には講習修了者が報告しなければならないという事で、改修工事にはリフォーム、修繕、塗装や外壁補修等の一部の研磨や穴あけを伴うものも含むそうです。

一部の穴あけだけでも対象となるとしたら防水改修工事も含まれてしまうという解釈になるのでしょうが・・・

今のところ、業界としては報告義務の話は拡がっていますが、未だ調査者講習までを受講される人は少なかったり、防水改修工事の場合に具体的にどこまでの事が求められるのかの詳細については認識不足な点が多い状況です。

弊社としては取り急ぎ石綿が無い場合でも報告義務が行える態勢だけは取っておくべきと考え受講してきました。

修了試験の合否結果は10日ほど掛かるとの事で、まずは無事に合格していなければ・・・

昨年末より弊社HPのブログ機能に不具合が生じブログ投稿が出来ずに滞っておりました。
申し訳ございません。
ようやく復旧してブログを書く事が出来るようになりました。

昨年9月着工~12月完成で工事を進めておりました能美市内 保育園の屋上防水改修工事(1,630㎡)の工事状況です。

着工前 (既設 塩化ビニル系シート防水 S-M2工法)

完 成 (新設 塩化ビニル系シート防水 S-M2工法 探傷工法)


施工中 ↓
今回の防水仕様は、防水完成後に塩ビシートの上から探傷試験機を使用して高電圧をかけ、放電現象から漏水位置が特定できる探傷工法(探傷検査システム仕様)が採用されていました。

放電されるように塩ビシート下にはアルミ箔付きの導電性マットを敷設しディスク板の取付。
(これが眩しくて夏場にこの上に居ると、こんがり焼かれてしまいます。)

アルミ箔付き導電性マットの敷設とディスク板の取付
塩ビシート防水層の敷き込み
ディスク板との溶着固定
塩ビシート重ね部の熱風溶接機による融着



着工前 (既設 塩化ビニル系シート防水 S-M2工法)

完 成 (新設 塩化ビニル系シート防水 S-M2工法 探傷工法)



久しぶりのブログ投稿になってしまいました。

遅ればせながら、本年も変わらぬご愛顧のほど、宜しくお願い申し上げます。

入札工事で落札し8月末より着工しておりました、金沢市内 保育所の屋上防水改修工事が完工しました。

着工前 (既設 塩化ビニル系シート防水) ↓

完 成 (新設 塩化ビニル系シート防水 S-M2工法) ↓

着工前 (既設 塩化ビニル系シート防水) ↓

完 成 (新設 塩化ビニル系シート防水 S-M2工法) ↓

施工中 ↓

一部、機械室屋根部分の折板屋根も錆びて穴が開いてる状況でしたので、折板屋根の葺き替え板金工事も協力業者さんに施してもらいました。

着工前 ↓ (折板屋根)

完 成 ↓ (折板屋根 次世代ガルバリウム鋼板)

施工中は毎日汗ばむ暑い中での作業でしたが、完成の頃には一気に寒くなりました。

近年はちょうど良い気候の時期という期間が短い気がしますよね。

これから年末に向けて、県内の防水工事の同業者さんは当社も含めてかなり現場が重複して忙しい様子です。

これから11月の天候もが非常に心配になりますが、引き続き安全に気を付けて作業を進めていこうと思います。